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ケイ素

骨粗鬆症予防はケイ素/カルシウムが重要|食事で骨粗しょう症予防

ずっと自分の足で歩くために

今、日本人の4人に1人が65歳以上の高齢者です。これからますます少子高齢化が進んでいくことが統計上明らかになっています。

 

元気な老後を過ごすには、自分の足でいつまでも歩きたい!誰もがそう願っています。
 
現に日本人の寝たきり原因の第3位に骨粗鬆症が入っているくらいですから、骨が丈夫でないと寝たきりになるリスクが高まるのです。

 

骨粗鬆症とは骨量が2~3割減ってしまい、骨がスカスカになってしまい、ちょっとした刺激でポキっと折れやすくなってしまう病気です。日本では1000万人の患者がいます。
 
骨がもろくなるので、転んだだけでも骨折してしまいます。股関節が折れると歩けなくなり、入院やリハビリをしなくてはいけません。
 
長引くと外出が億劫になるので、1日中寝ている時間が増えてきます。歩かなくなるとどんどん足が弱まり、いつの間にか寝たきりになってしまうのです。

 

骨粗鬆症は高齢者だけ、とは限りません。私たちの骨量は18歳をピークに徐々に減ってくるのですが、骨量が豊富なはずの20代でも60代の骨密度の人がいます。
 
それは偏食やダイエットで、骨をしっかり作る時期に作れなかったことが原因です。そのような人たちが40代、50代になったときに、骨粗しょう症で歩けなくなるのでは、と、危ぶむ声も出ています。
 
要支援・要介護の原因1位は、ロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称ロコモ)ですが、そのロコモの原因となる主な疾患としても、「変形性膝関節症」、「脊柱管狭窄症」と並んで「骨粗鬆症」が挙げられています。

 

骨の重要な役割とは?

私たちの体には約200個の骨があり、4つの重要な役割があります。

 

①体を支える。
骨のおかげで姿勢を保つことができます。

 

②内臓を守る。
内臓はむき出しのままでは、外からの衝撃には耐えられません。例えば脳は頭蓋骨が守り、肋骨は心臓や肺を守っています。このように骨が内臓のカバーになっています。

 

③血液を作る。
脊髄で血液を作っているとされています。

 

④カルシウムを貯める。
骨はカルシウムの貯蔵庫です。血液中のカルシウム濃度は一定ですので、不足すると骨から溶かし出し、余っていたら骨に蓄えます。

 

骨は生まれた時と同じままではありません。皮膚や髪の毛と同様に、少しずつ生まれ変わっています。
 
私たちの体の中で、古い骨を壊す細胞(破骨細胞 はこつさいぼう)が骨の形成成分であるカルシウムやコラーゲンを血液中に溶かし出します。
 
つぎに、新しい骨を作る細胞(骨芽細胞 こつがさいぼう)がコラーゲンで新しい骨の柱をつくり、血液中に流れているカルシウムを取り入れて、隙間を埋めていき、成人では約3年かけて骨は生まれ変わります。
 
このようにして新しい骨にならないと、骨本来の役割を十分に果たせず、体のあらゆる部分にカルシウムを運ぶことができなくなります。

 

 

女性に骨粗鬆症が多いのはなぜでしょうか?
 
女性の体つきが男性に比べて華奢なため、骨量が元々少ないというのもありますが、1番大きな原因が閉経にあります。
 
女性ホルモンの中のエストロゲンは破骨細胞をコントロールしているのですが、閉経後、エストロゲンが減ってしまうと、破骨細胞を止めることができません。
 
「骨形成をする骨芽細胞<骨を壊す破骨細胞」となり、骨量が減ってしまうのです。

 

寝たきりの予防・改善対策

骨粗鬆症で寝たきりにならないためには、まずは家庭内の転倒危険ゾーンを減らしましょう
 
自分では飛び越せているつもりでも、思った以上に足があがっていなくてつまずく、というのは、年をとると誰でも1度は経験することでしょう。つまずいて、手をついたら、手首を骨折するとは、若いときには考えられなかったことです。
 
家の中の転倒危険ゾーンはたくさんあります。お風呂やトイレに手すりをつける、など、ちょっとした心配りでかなり減ってきます。

 

次は私たちの骨の強化です。
 
骨がスカスカでは、体の中に危険ゾーンを抱えているのと同じです。カルシウムの多い食事、日光浴、適度な運動をしている人も多いでしょう。
 
しかし、それだけ努力をしていてもなかなか骨密度は増えません。整形外科処方されたカルシウム剤を服用していても、それほど劇的な効果が現れないのはなぜでしょうか?

 

実はカルシウムだけでは足りないのです。

 

骨の成分はカルシウム、リン酸、コラーゲンです。骨の体積の半分がコラーゲンが占めています。まず、新しい骨を作るにはまずは基礎となる柱作りには十分なコラーゲンが必要です。
 
そこでケイ素です!
 
ケイ素はコラーゲン作りをサポートしカルシウムとコラーゲンの接着剤としてしっかりつなぎとめてくれます。ケイ素とコラーゲンとカルシウムが揃えば、骨密度の高い、強くてしなやかな新しい骨の誕生です。
 
現に人骨の33%はケイ素であることから、ケイ素が骨形成には不可欠と言っていいでしょう。

 

ただ、ケイ素は40代を過ぎるころに、今までの半分に減ってしまいます。ケイ素が足りずに起こる弊害として、肌や髪の毛の変化もありますが、骨の生まれ変わりが鈍くなることもあげられます。ですので、足りなくなった分は補ってあげればいいでしょう。

 

ケイ素は消化酵素に影響されず、そのまま吸収される元素ですので、手軽に体内に摂取するには飲み物や食べ物に混ぜるだけ!必要とする場所にそのままの成分で届き、効果を発揮してくれます。しかも、どんな飲み物食べ物に混ぜても味は変わりません。

 

骨粗鬆症の予防・改善対策

・毎日の牛乳に混ぜる。
牛乳にはカルシウムが豊富です。骨粗鬆症予防で牛乳を飲んでいる人は、そこへケイ素をいれてみましょう。
 
・大豆料理、豆乳に混ぜる。
40代は女性ホルモンの分泌が徐々に弱まってきます。更年期の不調を防ぐために、大豆イソフラボンが有効である、というのはよく知られていますね。
 
スープや納豆、冷奴など、お料理に大豆を使う人も多いことでしょう。ドレッシングにケイ素を混ぜたり、煮込む時に入れたりするのも有効です。

 

骨粗鬆症は、まだまだ先のことと思っていませんか?
 
転んだだけで骨折した時に、後悔しても遅いのです。いつまでも自分の足で歩くため、ケイ素を毎日の生活にプラスして、1日でも早く、健康な老後のための骨作りをスタートしましょう。

 

ちなみに、以下ケイ素と骨の研究について紹介します。

ケイ素はカルシウムより骨を強くする、米英共同の「フラミンガム研究」から解明

骨を強くするミネラルと言えば、誰しも思い浮かべるのがカルシウムです。しかし、最新の研究で、ケイ素はカルシウム以上に骨を強くする可能性が高いことがわかっています。
 
米国の代表的な疫学研究の一つに、「フラミンガム研究」と呼ばれるものがあります。
 
1940年代からスタートした、長期間の地域コホート研究です。地域コホート研究は、同一地域に住む人を対象にした追跡調査研究のこと。
 
食生活や血圧、血清脂質値などを調べた上で、長期間にわたり健康状態の変化を追跡調査しています。
 
フラミンガム研究から、血圧や血清脂質値が高い人、肥満の人、たばこを吸う人は、心臓病で死ぬリスクが高いことがわかり、心臓病の診療を大きく進歩させました。
 
このフラミンガム研究に当初参加した人の子供を対象とした「フラミンガム子孫研究」(Framingham Offspring Study)も、1970年代からスタートしています。
 
今回、ケイ素摂取量と骨の強さ(骨密度:BMD)に密接な関係があることが明らかになったのは、この子孫研究のデータによります。
 
米国と英国の共同研究グループは、フラミンガム子孫研究の参加者2846人(30~87歳、男性1251人、女性1596人)の食生活を調査。
 
同時に、背骨(腰椎)や足の付け根の骨(大腿骨けい部)のBMDを測り、食事からのケイ素摂取量とBMDとの関連を調べました。
 
ケイ素摂取量を4グループに分けて比較すると、男性や閉経前の女性では、ケイ素摂取量が多いほど大腿骨頚部のBMDが高いことが判明した。
 
最もケイ素摂取量が多いグループ(1日40mg以上)は、最も摂取量が少ないグループ(1日14mg未満)より、BMDが10%近く高いことが明らかになった。
 
ちなみに、カルシウム摂取による同様の研究では、摂取量が最も多いグループと最も少ないグループのBMDの差はたかだか5%だった。
 
「食事からのケイ素摂取量の差がBMDに及ぼす影響は、カルシウムよりも大きい」と研究グループはみている。
 
ケイ素はこれまで、人の健康に対する影響がはっきりとはわかっていませんでした。ケイ素を含まない食事で育てたマウスは、骨の生育が不十分とのデータがあり、おそらく骨の健康維持に大切なミネラルだろうと考えられていたが、人を対象にした大規模な疫学研究で密接な関係が示されたのはこれが初めてです。
 
これまで人への作用に対するデータがなかったこともあり、今のところケイ素の栄養所要量は定められていません。しかし今回、“カルシウム以上に効く”とのデータが発表されたことで、状況ががらりと変わる可能性が出てきたのです。
 
ケイ素はほかのミネラルと同様に、食品から摂取しても体内に吸収されにくいことがわかっています。 例えば、バナナはケイ素が豊富な食品の一つだが、食べても含まれるケイ素の5%程度しか体内に取り込まれません。 ただし、ケイ素の吸収率は食品の種類や加工法によって大きく変わります。
 
ケイ素は穀物の皮や殻にも多く含まれているが、全粒粉から作ったシリアルや、大麦を皮ごと使って作るビールの場合、含まれるケイ素の4~8割と高い割合で吸収されます。
 
この様にケイ素は、生命維持に不可欠な必須微量元素ですが、成人1人あたりの消耗は、10~40mgと言われています。若いときには、私たちの体の組織はケイ素を摂取する力があり、ぐんぐん摂取し続けます。このため、柔軟性や弾力性に富み、つややかな肌に覆われ、硬い骨を持ち、エネルギーに満ち溢れています。
 
しかし、年を重ねるごとに私たちの体は、ケイ素を摂取する力が落ちていき、30代ごろから体内のケイ素含有量は急激に減少し続けてしまいます。
 
このように、私たち人間の成長と健康維持、老いや心の状態に至るまで、広い範囲でケイ素はかかわっています。
多くの研究者によってはっきりと言えることは、
 
ケイ素は私たちにとってとても重要な必須ミネラルでありながら、体内では作られず、食事による吸収もし難い栄養成分であるということ
 
です。
 
とは言え人は、何らかの方法でケイ素を補給し続けなければいけません。そのもっとも有効な方法としてサプリメントなどの健康食品による摂取があげられます。特に水溶性で、且つ植物性ケイ素が望まれます。

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