イノシトール

パニック障害やAGA(男性型脱毛症)にも効果がある?イノシトールの効能

こんなにもあるイノシトール効果

イノシトールは脂肪肝や脂質異常症、糖尿病性神経障害の予防に期待されるだけではありません。

イノシトールが神経細胞膜に多く存在し、情報伝達作用に優れていることがわかってきました。神経細胞のもつ本来の機能を高めることができます。

ここではその情報伝達機能に注目してイノシトールの活用を考えてみましょう。

イノシトールが髪を育てる?

発毛効果があるのはたった2つだけ?

AGA(Androgenetic Alopecia)「男性型脱毛症」は成人男性によくみられる額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっている状態のこと。

脱毛症の男性

このような頭皮トラブルは髪質や加齢のせいだけとは一概には言えません。女性でも抜け毛や薄毛に悩んでいる人は多くいます。

世の中には頭皮の悩みに答えようと、多くの商品が開発・発売されています。

AGAに効果がある成分はどれだけあると思いますか?

実はFDA(食品医薬品局:有害食品や薬品の調査、摘発を専門に行うアメリカ合衆国の政府機関)が認めたものはたった2つしかありません。

ミノキシジルとフィナステリドです。

ミノキシジルは発毛効果が高い外用薬として、フィナステリドは育毛効果のある内服液として承認されました。実際、医療機関でAGA治療に使われています。

医療機関に行くまでもないが、頭皮にトラブルを抱えている人が、デイリーケアとして発毛剤や育毛剤を選ぶときはどうしたらいいのでしょう。

薬局やドラッグストア

最近薬局やドラッグストアには専門コーナーを設けて、多くの商品が売られています。

すべての市販薬にミノキシジルやフィナステリドがはいっているわけではありません

それ以外の成分は主に日本国内の医薬品規定で認定されたものです。どの商品でもはっきりとした発毛効果があるのかというと、残念ながらそうではありません。

イノシトールで抜け毛予防
発毛を促すには毛穴の汚れをとって清潔にし、育毛剤や発毛剤をつけるとその成分が毛根にいきわたる、というのはよく聞きますよね。

しかしそれだけでは不十分。

実は丈夫な髪が生えてこないのには、はっきりとした理由があるのです。

頭皮細胞の栄養不足です。

頭皮

ヘアサイクルの成長期に髪は頭皮細胞から栄養をもらって成長します。

頭皮細胞に十分な栄養が行き渡っていなかったら?

出てきた髪は最初から細く、弱々しいものになってしまいます。

1本1本が黒くて太い髪に育つには、頭皮細胞に栄養が十分行き渡っていることが重要。
栄養失調気味の髪に太く強い髪になれと、どんなに外側からケアをしても、難しいことでしょう。

どうすれば頭皮細胞に栄養が行き渡るのでしょうか。

ここでイノシトールに注目してください。もともとイノシトールには神経細胞を正常化し、細胞に栄養を行き渡らす効果があります。

細胞に栄養を運んでいる

イノシトールと抜け毛の関係性についてイノシトールを与えたラットと与えないラットで実験した結果、イノシトールを与えなかったラットは脱毛が顕著にみられました。

これからもイノシトールが抜け毛や薄毛などに大きく影響を与えることがわかります。

イノシトールによって、神経細胞機能が正常になり、栄養が充分行き渡って細胞自身が元気になるので、丈夫な髪が育つことが期待されています。

抜け毛・薄毛が気になる場合には1日500mg〜2000mgを摂取しましょう。

イノシトールとパニック障害

パニック発作を繰り返したくない!
冷や汗を伴った突然原因不明の激しい動悸や呼吸困難にみまわれるパニック障害

汗が止まらず、体ががたがた震えだし、めまいで立っていられない。このまま死んでしまうのではないかというような恐怖感や窒息感が突然おこります。

このようなパニック発作がまた起きてしまうのではないか?と心配になり、外に出かけるのがだんだんと怖くなります。

街を歩いている途中で突然不安な気持ちになってしまったり、今まで普通に電車に乗っていたのに、急に気分が悪くなったり、という広場恐怖症に悩んでいる人もいることでしょう。

医療機関を受診しても検査結果に異常がないため、今までは原因不明と言われたり、気のせいであるとか、心の病と言われたり、辛い思いをしていました。

しかし最近ではパニック障害は脳内神経伝達物質のバランスの乱れからくる脳神経系疾患と認められ、脳神経外科や精神科で適切な治療を受けられるようになりました

神経情報伝達のバランスを整える
パニック発作は恐怖や不安を伝えるノルアドレナリンと興奮を伝えるセロトニンのバランスが崩れるため起きると言われています。

バランスが崩れる

本来であれば、脳にある脳内神経伝達物質がいろいろな刺激に反応して、適切な情報を伝え、体は適切な働きをします。

イノシトールは神経情報伝達物質の1つです。イノシトールを投与すると、正しい情報がきちんと脳に伝わることができます。

セロトニンの代謝異常が原因であるパニック障害や強迫性障害の発作回数の減少や症状の緩和に役立つことが期待されています。海外の臨床試験データでは1日必要な摂取量は12g〜18g。

ただしこの量は海外のデータの為、医師の指示がない場合、まずは少量から服用しましょう。

「赤ちゃんが欲しい!」多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に効果

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは?
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は排卵障害のため、妊娠しにくくなるので将来子供を希望する女性にとって深刻問題です。

悩んでいる女性

日本国内では生殖年齢女性の6〜10%が悩んでいるといい、決して珍しい病気ではありません。

PCOSとインスリンの意外な関係
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に悩む女性の多くが、卵巣内において、血糖を下げるインスリンの血中濃度が、通常に比べて高い「高インスリン血症(インスリン抵抗性症候群)」の傾向にあり、インスリンが作用しにくい状態だと言われています。

改善するためには卵巣でのインスリン感受性を高めることが求められます。

論文

卵巣内においてイノシトールの作用は
妊娠に不可欠な黄体ホルモン(プロゲステロン)の増加
排卵率の向上
インスリン感受性の向上

現にイノシトールを摂取して、卵巣内のインスリンの感受性が改善された臨床例が多数報告されています。

海外の論文によれば多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の改善には1日4gの摂取が推奨されています。

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